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すべてはネーミング

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 このところしばらく図書館から足が遠のいていましたが(汗)、最近になって、また少しずつ本を借りてきては暇を見つけてボチボチ読むようにしています。やっぱり読書はいいですね。若い頃は本なんて全然読んでいなかったのですが、この歳になって活字に目覚めた私です。。。(*^^*)>

 さて、今回も松江市立図書館から8冊ほど借りてきたなかの1冊をご紹介したいと思います。その本のタイトルは「すべてはネーミング」(岩永嘉弘 著)。





 筆者の岩永さんは、早稲田大学第一経済学部新聞学科を卒業後、週刊誌の編集記者、明治製菓の宣伝部を経て、岩永事務所を主宰。広告制作の最前線でコピーを書き続ける一方、ネーミングの第一人者として活躍されている方なのです。


 岩永さんがネーミングを手がけるようになったきっかけは、あの「11PM」という深夜の大人向けバラエティー番組(シャバダバシャバダバー、なつかしい〜)。その番組の中で、広告制作現場のパロディーとして「ふんどしに新しい名前をつける」という企画があったそうです。「ふんどしという名前が滑稽で、女性受けも悪いから売れないのではないか」という巨泉社長の意を受け、様々なネーミング案が飛び出すも、なかなかこれといった名前が決まらない。「洋風でありながら、一方で日本を表現した魅力的な名前」というハードルの高い要求に、岩永さんがつけた「Japants」というのがめでたく採用となったそうです。(^o^)/

 深夜番組中のコメディーとはいえ、番組放送後の反響がものすごかったとか。一週間後には岩永さんのもとに、出版社のKKベストセラーズから「ネーミングに関する本」のオファーがあったそうなのです。これをきっかけとして、本格的に仕事として「ネーミング」に関わるようになったとか。

 そんな岩永さんの手がけたネーミング。日立洗濯機の「からまん棒」。PHSサービスの「ASTEL」。新宿駅ビル「MY CITY」。西友系食品専門スーパー「FOO:D magazine」。・・・などなど、皆さんがよく知っている名前も、この岩永さんが名付け親だったりするのです!

 この本の中では、そんな岩永さんのネーミングに対する想いや発想の仕方などが、あらゆる角度から語られているので、なるほど・・・と、感心させられます。言葉の足し算や掛け算・ダブルミーニング・語感の面白さ・ロゴにしたときの文字の座り具合・・・などなど、色々な方法でたくさんの候補を創り出した中で、これだ!というものを見つけていく作業は、単なる「思い付き」とは全く違うプロの手法なのだと感じました。(^^)v



 さて、私たちの理容サロン業界でも、つい最近、「女性のお顔剃り」の新しいネーミングが話題になっています。ツイッターでやり取りをしている理容関係のみなさんの間で「これ、イイんじゃない?!」と盛り上がってきたそのネーミングは・・・

   「なでしこシェービング」 詳細は「理容よもやま話」





 女子サッカー世界一という快挙を成し遂げた「なでしこジャパン」にあやかっているな・・・という印象を持つ方も多いかと思いますが、「すべてはネーミング」を読んだ私が勝手に分析させていただくと、「なでしこ」という「日本人女性のかわいらしい美しさ」を象徴する言葉のイメージが、今回のなでしこジャパンの活躍によりさらに高められたこの時期には非常にタイムリーなネーミングであり、尚且つ、今後も流行に左右されて色あせたりする事のない絶妙な言葉だと感じています。

 ネーミング次第で、商品やサービスの印象は大きく変わるもの。この「なでしこシェービング」という新しいネーミングで、世の女性たちの理容サロンに対するイメージが、グッと良くなっていくことを期待しています!理容サロンブームがやってくる要素が、これでまた一つ増えた感じですね。(*^^*)v


 さらに、理容室ならではのアイロンパーマ技術も、いつの頃からか「パンチパーマ」のイメージが強すぎて敬遠されがちになってきていましたが、最近は「スタイリングアイロン」など、これまでとはちがったイメージのネーミングでもう一度アイロン技術の良さを知ってもらおうという取り組みも広がりつつあります。

 アイロンパーマ特有の形状記憶効果を売りにするなら、うちのお店は「i-スタイリング」というネーミングにしようかな・・・と思案中。。。アイロンとインテリジェンス(形状記憶のイメージ)の頭文字「i」をつけるとi-phoneやi-pad みたいでイマドキな感じ。形状記憶効果で毎日のスタイリングが手軽になるというのが一番のウリだから、あえて「アイロン」とか「パーマ」とはっきり表現しなくても良いのでは・・・。でも、こちらは流行に左右されてしまう可能性もあるネーミングかもしれませんね。(^^;)



 何はともあれ、きっとこの夏「なでしこシェービング」という絶妙なネーミングが理容サロンのイメージアップにつながることでしょう!さあ、皆さんも彼女や奥さんに「なでしこシェービング」オススメしてみてはいかがですか?(^^)/



カットルームあだち 比津店
島根県松江市比津町465−6
TEL 0852-26-8009


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あやしい商品が売れる、ごくまっとうな理由

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 またまた松江市立図書館で借りてきた本をご紹介します!

 今回の本のタイトルは「あやしい商品が売れる、ごくまっとうな理由」。なんだか「悪徳商法のススメ」みたいなものを感じさせるタイトルですが(笑)、こちらもマーケティングの手法について深く掘り下げた内容となっております。(^^)/

 「あやしい商品の売れるカラクリがわかると、そこに働いているマーケティングがわかる」というコンセプトで書かれたこの本、あやしいヒット商品や人気サービスの裏側について詳しく検証しているのです。

 たとえば・・・


 数年前まではあまり見かけなかった体臭対策グッズや敏感肌向け化粧品

 里山で拾ってきただけの小ぎれいな葉っぱ

 納車まで1年かかるか2年かかるか不明な高級スポーツカー

 富士山9合目で売っている1,000円のカップラーメン

 誰が買うのかわからない1億円の福袋

 高機能な割りにやけに安いプリンターや携帯電話

 歩行者天国で踊っている明らかに胡散臭いピエロの紙人形

 夫が妻への罪ほろぼしのために買うドラム型洗濯機

 毎週のように封切される「全米ナンバーワン」の映画


 ・・・などなど、これらが売れるそれなりの、ごくまっとうな理由についてわかりやすく解説してあるのです。これらの事例を通じて、ごく身近な「マーケティング思考」について知る事ができるという訳なのですよ。(^^)/


 私たちの理容サロンでも、最近「加齢臭を抑えるヘアトニック」「男性のスキンケア」などが徐々に人気となっていますが、こういった商品やメニューをもっと広めていくためにはどうしたらよいのか・・・といった事に対するヒントをたくさん得る事ができる本でした。何事も売れているのには理由があったんですね!(*^^*)




 「あやしい商品が売れる、ごくまっとうな理由」
 著者 山下 貴史
 2007年7月1日 初版発行 日本実業出版社


 先日ご紹介した「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」と、この本のお陰で「マーケティング」の重要性を深く感じる事ができました。いろいろな商売の仕組みがわかってくると、自分の仕事もだんぜん面白くなってくるような気がしてなりません!(*^^*)v


カットルームあだち 比津店
島根県松江市比津町465−6
TEL 0852-26-8009


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新人OL、つぶれかけの会社をまかされる

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 またまた松江市立図書館で借りてきた本がけっこう面白かったので、ここでご紹介したいと思います。(^^)/


 「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」というこの本、うれたまちゃんこと、広岡商事の新規企画室に勤める売多真子が、前任者が立ち上げたイタリアンレストラン「リストランテ・イタリアーノ」の赤字改善を全面的にまかされてしまうという物語。

 本書は気軽に楽しく読める内容なので、物語として楽しむのもアリなのですが、うれたまちゃんの物語を通して「マーケティング」について非常に分かりやすく解説してある良書でもあるのです!(^^)


 「お客様は、おしゃれ感とか、楽しさとか、そういう『価値』にお金を払ってるんだ」「あ、それがイタリアンレストランの価値!だから料理がよければいい、っていう私の企画案じゃダメなんだ・・・」「正確にいえば、料理『だけ』じゃダメだ。料理も含めた『価値』だな。もう一度周りを見てみろ。お客様はどんな価値にお金を払ってる?」

 ・・・といったやり取りの中に商売のヒントがたくさん盛り込まれた内容になっています。MBA&中小企業診断士でもある筆者が、要所要所で物語の進行に合わせたマーケティングの解説をはさんでいるので、私のような素人にもマーケティングについてとてもすんなりと理解する事ができました!(*^^*)


 本書の中で筆者は「知っておくべきたった5つの重要なマーケティング理論」として、次の5つの項目について分かりやすく解説しています。

 1.ベネフィット・・・お客様にとっての価値

 2.セグメンテーションとターゲティング・・・お客様を「価値」でくくる

 3.強み・差別化・・・競合との「価値」の差

 4.4P・・・「価値」を実現し対価を受け取る 売り物・売り方・売り場・売り値

 5.想い・・・提供する価値を通じて、世の中にどう役に立ちたいのか


 最後に筆者は、「この5つの中で、全ての項目に通じる最も重要な『核』となるのが『想い』である」と、まとめています。「想い」を中核にした一貫性と具体性・・・強い戦略は美しい!と。


 この本で学べるマーケティング理論はイタリアンレストランが舞台にはなっていますが、私たち理容業界にももちろん役立つ内容ですし、あらゆる商売に携わる方々にぜひ読んで頂きたい本だと思いました。私もさっそく自分の理容サロンでの仕事に役立てたいと思っています。物語が面白いので本当にサラッと読めてしまいますよ!このままドラマ化してもいいんじゃないかな・・・(*^^*)




 「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」
 著者 佐藤 義典(MBA&中小企業診断士)
 2010年10月10日 第一刷発行 青春出版社



 ちなみに、昨年かなり話題になった「もしドラ」も、こんな感じの読みやすい本なのかな〜と想像したりしました。「もしドラ」も市立図書館に入っているようなのですが、いつも貸し出し中のためか、まだ一度もお目にかかれません。いつか必ず見つけて読んでやる!・・・って、図書館の貸し出し予約もできるみたいなのですが。。。(^^;)


カットルームあだち 比津店
島根県松江市比津町465−6
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