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頭皮に溜まった古い皮脂

 これから夏に向かってだんだん蒸し暑くなってくると、「頭皮」も汗や皮脂でギトギトになりやすくなってきますね。今回は「頭皮をいかに清潔に保つか」というお話です。

 皆さんは、ご自分の頭皮をマイクロスコープなどで拡大してご覧になったことがあるでしょうか? 最近ではマイクロスコープを備えているヘアーサロンも多くなってきたようなので、ご覧になったことがある方も結構いらっしゃるかと思います。また、真剣に育毛に取り組んでいる方などは、個人で購入されている方もあるようです。もちろん、当サロンでもマイクロスコープを使ってヘアチェックのサービスを行っています。

 さて、このマイクロスコープを使って頭皮を拡大してみると、まず一番良くわかることが一つあります。それは、ほとんどの男性の頭皮には「酸化して毛穴にこびりついてしまった古い皮脂」があるという事です。この「皮脂」というものは元々、毛穴から分泌されて頭皮と毛髪全体に広がり、頭皮を細菌感染などから守るバリヤーとしての役目を持っています。頭皮を守るために分泌されているはずのこの「皮脂」ですが、古くなって酸化してしまうと毛穴をふさぐ形でこびりついてしまい、普通のシャンプーだけではなかなか落とすことが出来ないのです。

 こうなったまま放置してしまうと、「ふけ」「痒み」「臭い」「抜け毛」などの原因になりやすいと言われています。この「酸化してこびりついた皮脂」をマイクロスコープで見てみると、白く固まったラードの様な状態なのですが、この中には頭皮に存在する「常在菌」が異常繁殖した状態になっており、その細菌が「ふけ(脂漏性)」「痒み」「臭い」の原因になっていることが多いようです (ただし、乾燥性の「ふけ」「痒み」の場合を除きます)。

 また、 特に皮脂の分泌量の多い方の場合(分泌量にはかなり個人差があります)、脂漏性皮膚炎や脂漏性脱毛症などになりやすいので、定期的に落としてやることが望ましいと言われています。さらに、育毛剤を使用している方の場合、毛穴にこの「古い皮脂」が詰まっている状態ではいくら育毛剤を塗布しても、毛根の奥まで浸透することが望めません。スッキリと皮脂を取り除いてから育毛剤を使用することが望ましいのです。

 では、どうやってこの皮脂を落とせばよいのでしょうか?
いくつか方法がありますが、当サロンでは頭皮専用の「クレンジングオイル(ルベルクールオレンジシリーズ)」を使用してスキャルプクレンジングを行っています。これは、女性の「化粧落とし」の様な感覚で、「頭皮に負担をかけないで毛穴の奥に詰まった汚れを浮き上がらせて洗い流す」という方法です。最近では、各メーカーから「毛穴スッキリクレンジングローション」とか、「毛穴クレンジングシャンプー」といったものが市販されているので、自宅で行う場合にはこういった商品を購入して使用してみるのも良いでしょう。ただし、この方法は皮脂の分泌量が多い方でも一週間に1回程度にとどめておいた方がよいようです。あまり界面活性剤を使用しすぎると、逆に頭皮を痛める場合があるのでやりすぎは禁物です。不安な方はヘアーサロンなどで相談してから使用するようにしましょう。

 また、最近大ヒットしている「頭皮洗浄ブラシ」を使用して、入浴しながらじっくりと頭皮をマッサージして、毛穴の古い皮脂を「もみ出す」のもオススメです。自分の手だけではどうしてもシャンプー・マッサージがいいかげんになってしまいがちですが、こういった製品を使用する事で、場合によってはプロのマッサージ以上の効果が期待できます。超音波式機械式などのほかに、ごくシンプルなシリコン製のブラシなど種類はとても豊富なようです。この手の製品を使用する場合、お風呂の湯気でしっかりと頭皮が蒸れた状態になってから使用するのがコツです。髪の毛を濡らした上に、蒸しタオルなどを巻いても良いかもしれませんね。頭皮の血行促進にも繋がって一石二鳥です!

 その他に、大手育毛サロンなどでは、機械を使用した吸引法で皮脂を取り除いているケースが多いようです。これも、自宅で使用できるような吸引機が通販などでありますが、結構高額な商品が多いようですし、専用のローションを使用しなければならなかったりして操作は面倒なようです。

 一昔前までは「皮脂を落としすぎると良くない」という考え方が主流で、洗浄力の弱い「マイルド系」のシャンプーが流行していましたが、現在では育毛に関する研究が進んで、「余分な皮脂はスッキリ落として頭皮を清潔に保つのが理想的」という考え方が主流になってきました。シャンプーする度に抜け毛が気になるから「出来るだけ洗わない」というのは逆効果だと思いますので、興味を持たれた方はぜひ一度実践してみてはいかがでしょうか?

USBマイクロスコープ HUSB-759CA パールホワイト

カットルームあだち 比津店
島根県松江市比津町465−6
TEL 0852-26-8009


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