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失敗しないカリアゲの注文の仕方

 「男性の髪型はこれからカリアゲスタイルが流行る」という記事を何度か書きましたが、「カリアゲ」と言っても、ただ短くカットしてもらえば良いというモノではありません!刈り上げる長さの設定には重要なポイントがあるのです!



 たとえば、あなたの友人がカッコ良くヘアカットした様子を見て、あなたも同じようなヘアスタイルにしてみたいと思ったとします。あなたの友人は「サイドとバックは3ミリのバリカンでやってもらったんだ!」という話を聞いて、あなたも早速ヘアーサロンへ・・・。

 「サイドとバックは3ミリのバリカンで刈り上げてください!」とオーダーして、カットしてもらっているうちに気持ち良くなってついウトウト・・・。
「こんな感じでいかがでしょうか?」と言われて目を覚ますと、鏡の中に映し出された自分の姿は、あの友人のカッコ良いショートヘアーとは似ても似つかない、「妙に青々と刈り上げられた、地肌丸出しのサイドとバック。さらに、正面のシルエットは妙な逆三角形の頭でっかちな髪型。」になっているではありませんか。。。(T_T)ドウシテ・・・?!



 まあ、百戦錬磨のスタイリストさんならば、実際にこんな失敗はありえないかもしれませんが、このケースの場合、最初にお客様が「3ミリ」という長さを指定してしまう事によって起こりうる事態なのです!

 刈り上げの長さを決める重要なポイントは2つあります!


 ○刈り上げた面の色彩(どのぐらい地肌が透けて見えるか)

 ○正面から見たシルエット(頭蓋骨の形や髪質によるバランス)



 まず、「刈り上げた面の色彩」についてですが、あなたの友人の髪質は「太くて硬い直毛のうえに毛量もしっかりあった」のに対して、あなたの髪質は「細くて柔らかく、多少のクセがあるうえにサイドとバックの毛量が少なめ」だった為に、同じ「3ミリ」のバリカンで刈り上げた時に、「地肌の透けて見える具合」が極端に違ってしまったのです!

 毛量や毛質が違う場合、同じ長さで刈り上げてしまうと、その地肌の透け具合によって、イメージ的な長さは随分違ってしまいます。サイドやバックの毛量が少ない人がカリアゲヘアーに挑戦する場合、毛量が多い人よりも若干「長め」に設定する必要があるのです。そして、見た目の「色彩」を丁度良い加減にカットする事で、毛量が多い人と同じような「長さのイメージ」を創る必要があるのです。

 なので、サイドやバックの毛量が若干少なめな方(私自身もこのタイプだし、薄毛とは別に結構いらっしゃるんですよね・・・)は、長さを指定するよりも、写真やヘアーカタログなどのイメージをスタイリストさんにしっかり伝えて、「こんな色彩のカリアゲにしてください!」と注文しましょう。まずは自分の髪質や毛量がどんなタイプなのかしっかり把握しておく事が重要ですね。



 次に、「正面から見たシルエット」ですが、頭蓋骨の「はち」の部分が妙に張り出したタイプの方の場合、あまり極端に短く刈り上げてしまうと、その「はち」の部分が随分と強調されて、バランスの悪いシルエット(髪形)になってしまいます。また、サイドの毛が立ちやすい(膨らみやすい)方も同じようにバランスが悪くなってしまう事があります。

 このような場合は、耳上部の毛の長さは極端に短くしすぎないようにして、骨格や髪質によってボリュームが出てしまう部分とのバランスを考えたカリアゲをする事が必要になってきます。

 また、ボウズヘアーやソフトモヒカンなどのスタイルで、ずっと上のほうまで刈り上げたりする場合も、骨格と髪の長さのバランスを充分に考えておかないと、はちの部分だけ妙に地肌が透けて見えたり、正面からのシルエットが変になってしまったりと、「短さ」だけに拘りすぎてしまうと失敗する場合があるので注意が必要です。



 いずれにしても、要は「目指すヘアースタイルを担当スタイリストさんとじっくりと相談」することが大切なわけですね。「色彩」「シルエット」のバランスがバッチリと極まるポイントが、あなたにとって「丁度良いカリアゲの長さ」になるというわけです。髪質によっては、刈り上げない方があなたを断然カッコ良く魅せられる場合もありますので、臨機応変にヘアースタイルを選択してください。



 ビートルズの世界的人気で男性の長髪が大流行して、欧米のバーバーショップ(理髪店)が窮地に追いやられたという70年代。その後80年代には、男性のみならず女性のヘアースタイルにもカリアゲが流行して、「刈り上げたスタイルは理容サロンのほうがイイ!」と、大勢の女性のお客様が理髪店を利用する時代が到来。。。「時代は繰り返す」とよく言いますが、今後のカリアゲブームによって、全国の理容サロンに活気が戻ってくる事をとっても期待しています(^^)/

 全国の理容師の皆さん、追い風が吹いている今こそ頑張りましょう!


 「マスター!今日はサイドとバックを刈り上げて!」
「ヘイ!喜んで! 1番さん、カラアゲ一丁〜!」







カットルームあだち 比津店
島根県松江市比津町465−6
TEL 0852-26-8009


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comments

すべての美容師さんがそうだというわけではないと思うので、
「私は刈り上げ技術には自信がる!」という美容師さんに
出会える事もあるかもしれませんよ。

島根はパワースポットの宝庫なので(笑)、もし旅行に
いらっしゃる事があれば、是非お立ち寄りくださいね。(^^)/
でも、うちのお店は市内からはかなり外れたところにあるので、
わざわざ来てみたのにガッカリ・・・なんて事になるかもしれませんが。。。(^^;)

また何かのご縁があればよろしくお願い致します。
ありがとうございました。m(_ _)m

あだち様、早速のお返事ありがとうございます

そうですか、美容師さんは刈り上げに自信がない方が多いんですね。

今まで、お願いしても何度も断られてきたので
いつも「なんで???」とハテナマークでした。

昔、刈り上げが流行ったことがあるというのはネットで知りました。小泉今日子さんの影響だったとかで?!テクノカットっていうのかな。

私が住んでるのは、島根でも松江でもないんですが、すごく「カットルームあだち」さんへ行ってみたくなりました。

旅行でそちらへ行くことがあったら
是非寄らせてもらいたいです。

  • はるか
  • 2012/01/09 4:57 PM

はるかさん、コメントありがとうございます!(^^)/

美容師さんがカリアゲを断る理由は、おそらく圧倒的に
カリアゲの仕事の経験が少ないからではないでしょうか?
上手に刈り上げる自信がないかもしれませんね。(^^;)

80年代に女性のカリアゲヘアーが流行したことがありましたが、
当時も「カリアゲなら理容室の方が上手」という女性達が
理容サロンに通っていたという現象もありましたよ。

バリカンについては、美容室ではおそらくトリマーと呼ばれる
産毛処理用の物しか置いてないお店が多いのかもしれません。
理容室のように3ミリや6ミリのバリカンなんて、ほとんど
使う場面がないからかもしれませんね。

最近の理容サロンは女性でも入りやすいようなオシャレなお店も
たくさんあるはずなので、気に入ったお店でぜひ理想のヘアスタイル
をゲットしてくださいね!

なでしこシェービング(女性のお顔剃り)では理容室が
女性にも注目され始めていますが、カットニーズにも応えていける
理容サロンの時代にしていきたいものです。(^^)v

初めまして。20代後半の女性です。
以前から何度も拝見しておりました。
今までずっと美容室でカットや刈り上げをお願いしていたのですが、美容師さんてなぜか
刈り上げを断る方がけっこういるので、嫌になって、「それなら理髪店へいけばいいのでは?」と思いました。

理髪店というと男性が行くイメージが強いですが、女性のカットや刈り上げはお願いできますか?私は刈り上げたうなじを、あえて青々とした感じにしたいです。3ミリくらいのバリカンで青々刈り上げになるでしょうか?

顔剃りやうなじ剃り(ってするのかな?)も楽しみです。

私はサイド、バック共にバリカンでの刈り上げが好きなのですが、
理髪店へ通う男性に聞いたところ
理髪店のバリカンは、美容室のバリカンと比べ物にならないほど気持ちよくて素晴らしいと言っていましたが、そんなに違うものですか?

女性も気軽に理髪店へ通える時代になるといいですね。

  • はるか
  • 2012/01/09 4:58 AM
   

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